2014/08/05
Intel Galileo GEN 2 ポート操作速度計測
昨年末に「Intel Galileo ポート操作が異様に遅い」という記事を書きましたが、Galileo GEN 2が発売になり、購入しましたので再計測しました。
ポート操作(digitalWrite)の処理速度を確認するために、前回と同じ下記のスケッチでポート操作に必要な時間を計測してみました。
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int led = 13; void setup() { Serial.begin(9600); Serial.println("Start"); pinMode(led, OUTPUT); } void loop() { long tt = millis(); for (int i = 0; i <10000; i++) { digitalWrite(led, HIGH); digitalWrite(led, LOW); } tt = millis() - tt; Serial.println(tt); while(1); } |
Galileoでは、1,000回ループで4,778msでしたが、Galileo GEN 2では、10,000回ループで26msとなりました。
Galileoでは、約2ms程度の時間を要していましたが、Galileo GEN 2では、約1.3usで操作できていることになり、一般的なポートの操作速度に改善されています。
前回のポート操作速度計測の動機となった「スケッチの例:LiquidCrystal->Display」で確認したところ、問題のない速さで表示されました。また、いつ改修されたのは確認していませんが、接続ピンの初期設定が正しく行われない問題も改修されていてサンプルスケッチそのままで動作しました。
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