SeeedStudio Arch Pro+Aitendo TFT-LCD = Music Player
前回の記事でmbed LPC1768を使ったwavファイルの再生ができたので、タッチパネル付きのTFT液晶と組み合わせて音楽プレーヤーの形にしてみました。
CPUボードは、Arduino互換のインターフェイスコネクタの付いたSeeedStduioのArch PROを使用、SDメモリーカードのスロットの付いたaitendoのTFT液晶を組み合わせました。
この組み合わせに画面に曲名などの日本語を表示するために漢字フォントを接続します。
音楽データは、16bit/Stereo、32/44.1/48kbps形式の非圧縮wavファイルでを再生できます、音楽ファイルとセットになる楽曲情報(アーティスト/アルバム/曲名)、ジャケット画像(.jpg)が存在すれば、再生時に画面に表示します。
必要なハードウェア:
・SeeedStudio Arch PRO(LPC1768ベースのmbedボード、スイッチサイエンス)
・QVGA TFT液晶(aitendo)
・日本語フォントROM GT20L16J1Y(スイッチサイエンス)
・ヘッドフォンへの接続ケーブルとコネクタ
日本語フォントが接続されていなくても漢字が表示されないだけで音楽再生に影響はありません。
必要なソフトウェア:
・GSDPlayerパッケージ(mbed.orgからimport)
再生する音楽ファイルなど:
下記のファイルをSDの/music/フォルダにコピーする
.wav ファイル(32/44.1/48kbpsの16bit/Stereo)
.txt ファイル(アーティスト名|アルバム名|曲名|)
.jpg ファイル(170×170pixel以下)
/SD/music/(例) |
Music01.wav Music01.txt Music01.jpg Music02.wav Music02.txt Music02.jpg Music03.wav |
/SD/music/Music01.txt(例) |
吉田美和|beauty and harmony|泣きたい|| |
.txtファイルに漢字を含める場合はShift-JIS漢字コードにします。
下記のファイルをSDの/images/フォルダにコピーする
・操作パネルのスキン(Play.bmp)
・ジャケット画像の存在しない場合の代替画像ファイル(NoImage.jpg)
下の画像を「名前を付けて保存」してください、Play.bmp、NoImage.jpgは同じ大きさのお好みのイメージに変更できます。
/SD/images/ |
Play.bmp NoImage.jpg |
1 | SCLK | P0_15 |
2 | GND | GND |
3 | CS# | P0_16 |
4 | VCC | 3.3V |
5 | SO | P0_17 |
6 | SI | P0_18 |
# | Arch Pro | Phone |
1 | P2_0 | Left |
2 | P2_1 | Right |
3 | GND | GND |
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