2014/03/23

液晶表示のオシロスコープ

インターフェース誌2014/3、4月号に掲載された後閑先生の「アナログ・リッチPIC24FGCで作る高速オシロスコープ」で紹介されたMicrchip PIC24FJ64GC006を使って、先生の作例(PIC24FGCで波形生成と波形観測を行って、観測結果はBluetoothでタブレットに送信)とは違って、タッチパネル液晶に表示するオシロスコープを作ってみました。

オシロの全体写真

PIC24FJ128GC006を使ったオシロスコープ

CPUボードは、OLIMEX のPIC32-PINGUINO-MICROです、このボードは、Arduino開発環境との親和性を持つPinguinoボードですが、今回はオリジナルのPIC32MXを剥ぎ取り、PIC24FJ128GC006に張替えて使用しています。
(PIC32MXとバッティングする思われるピン(25,57)だけ変更)
張替えはコツが必要ですが、64ピンのTQFPのボードを新たに作るよりも楽に、安くできます。

PIC32-PINGUINO-MICRO

PIC32-PINGUINO-MICRO

液晶は、aitendoのGR-SAKURA用の液晶ユニット(液晶with基板(2.4インチforさくら)[LCD024GR-NP])を使用しました、QVGA(320×240)でタッチパネルも組込まれています。

今回の目的は、PIC24FGC内蔵の「12-Bit High-Speed Pipeline A/D Converter」で、12bitの精度で10MSPSのA/Dコンバータの動作確認なので、入力波形のゲイン調整、レベル補正などは組込んでいません。
先生のADCとDMAの連携処理を真似して、入力を2チャンネルにして、2チャンネルで最高2MSPS、立上がり/立下りエッジでのトリガーが可能なストレージスコープになりました。

PIC24FGCは、アナログ・リッチと銘打つだけあって、高速なA/D変換、D/A変換、オペアンプまで内蔵しています。このチップだけで、液晶などの表示装置を持ち、多くの測定結果を保存したり、BluetoothやWi-FiやUSBインターフェースで測定データをリアルタイムでアップロード可能な計測機器が作れそうです。

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