2016/12/29

Scratch Boardを作る

2017/1/4 スケッチ、試験プログラムを3.02に更新しました。
 
Scratch上から色々なセンサーの情報を取込むためのScratch Boardがありますが、規定以外のセンサーを接続するのは難しいために、非標準のセンサーを接続できる同等機能のボードの作成します。

日本で入手可能なScratch Boardが「日本で買えるScratchセンサーボード」で紹介されています、また「Scratch Boardの仕様」についても紹介されています。
この中で「ちっちゃいものくらぶ」の「NanoBoardAG」がファームウェアも公開されており改造できそうです、また「スイッチサイエンス」の猫の形で可愛らしい「nekoboard2」も同様に公開されていますが、ファームウェアの改変は非推奨(ISP端子から書換えられる?)のようです。
どちらも安価ですが、現状のMUGBOT/Fabbotは、既にRaspberry PiとArduinoを使用しており、更にマイコンボードを追加して豪華な構成になるのは避けたいところです。
そのために、現行のMUGBOT/Fabbotに使われているArduino上に組込み、超音波距離センサーの計測値をScratch上で読取れることを目標にします。

使用するセンサーに応じてスケッチを変更することができますので、ちょっと変わったセンサーを使用してMUGBOT/Fabbotが操作者からの応答を受取ることができるようになります。
押しボタンスイッチなどとは違ったセンサーで操作者と対話形式のScratchプログラムを作るのも楽しいと思います。

注意)筆者はScratchには習熟していないために、ここで書かれた方法以外にスマートな方法があるかも知れません・・

接続図(今回追加するセンサーの接続だけを図示)

接続図


Scratchプログラムの例:

Scratchの例

Scratchの例


スケッチ:
[mugbot_arduino_2.ino]

[neko3.ino]

動作確認Scratchプログラム:
*ScratchのコードはMAD(Mugbot Action Designer)上で動作します。
*Scratchのコードは試験用で完成度は低いです( ̄ー ̄; ヒヤリ


neko3.02 ここからダウンロードしてください。
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  • MUGBOTは東京都市大学 メディア情報学部社会メディア学科 小池情報デザイン研究室で作られたソーシャルロボットです。
  • FabbotMUGBOTをベースにファブラボ関内で作られた簡単ロボットキットです。
  • MAD(Mugbot Action Designer)は、MUGBOTを制御できるようにカスタマイズされたScratchです。
    MADは山梨英和大学の杉浦学先生の著作物です。

 


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